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現職: 係長
卒業高校: 私立K大学附設高校
最終学歴: 学士(1999年卒業)
これからの夢: 科学的根拠に基づく行政のPDCAサイクルの実現。具体的には、予算積算の根拠に、マクロ経済学に由来する経済波及効果や乗数効果を使用することを否定するものではないが、その一方で、予算要求に科学的根拠の導入を推進することで、納税者に、これまで以上に「納得感」のある予算案を示すことが出来るのではないかと考えるもの。
また、詰められた予算案は、決算との乖離も小さいのではないかと推察されるものの、特に一般会計においては、予算ばかりが重視され、決算においてその差異要因を明確化しようとしない限り、我が国の財政基盤の根本的な改善は図られず、将来世代につけを回し続ける構造から抜け出せない。『今が良ければ、それで良い』では、国家は継続出来ないのではなかろうか。
中高生・保護者へメッセージ: 母校は、私が在校時には男子校だったが、現在では共学校になっている。在校時には、「共学化すると学力が低下するのではないか」という意見が見られたが、実際には、その様なことは起こらなかった。男女差を述べることが、如何に偏見であるかの好例。

19歳-23歳: 国立T 農学系農_農学
理科二類に入学後、気象学もしくは水産学を目指したいと考えるに至ったものの、大学院進学を考えた時、奨学金の負債が膨らむのがためらわれた。一方、３，４年次に専攻した農学部五類農業経済学は、農業経済学のみならず、農学、林学、農業気象等の講義で単位が取得出来る上に、就職活動では、経済学部同様の採用がなされている実績があった。後に農学部長となる指導教官に柔軟なご対応をいただけたこと、ゼミ仲間にも恵まれたことから、良い思い出ではあるが、一方で、当時から給付型奨学金があったならば、選択の幅が広がっていたのではないかとも考